プール老朽化→片道20分の別施設へ 授業計画を変更、半分を座学に

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プール老朽化→片道20分の別施設へ 授業計画を変更、半分を座学に

朝倉中学校のプールで見つかったひび割れ=2022年8月撮影、高知市教委提供

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 10日夜に開かれた「市立学校のプールの今後の在り方に関する検討委員会」(委員長=柳林信彦・高知大副学長)で報告された。市教委によると、昨夏に民間業者が実施した点検で、プール壁面のたわみや複数のひび割れが見つかり、「この状態で使用するのは大変危険」と判断されたという。プールは繊維強化プラスチック(FRP)製で、1987年に造られた。

 同中学校の計画では、水泳の授業は市総合体育館が休館する木曜日に実施。生徒は片道約20分をバスで移動する。例年は年間10コマを水泳の授業にあてているが、今年は6コマにとどめる。うち3コマは教室での座学で、同体育館のプールを使うのは3コマになる。3年生は選択制のため水泳の授業を行わない。

 高知市では小中学校に併設されたプールの老朽化が問題となっている。計59校のうち約6割が築30年を超え、全面改築には1校あたり約3億円が必要とされる。同検討委は、財政負担の観点からプール改修の是非などを議論するため設置され、10日が初会合だった。9月にも方針をまとめる。(羽賀和紀)

朝日新聞社

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