「パトリオット」狙ったロシアの極超音速ミサイル「キンジャール」が撃墜される…「T-14」いよいよウクライナ投入か【日曜安全保障】

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「パトリオット」狙ったロシアの極超音速ミサイル「キンジャール」が撃墜される…「T-14」いよいよウクライナ投入か【日曜安全保障】

FNNプライムオンライン

【画像】回収されたキンジャールの弾頭の残骸とみられるものには穴が空いていた

軍事パレードに「T-34」1台のみ 理由は…

例年は参加する戦車は数十両になるが、ウクライナへの軍事侵攻を続けるなかで行われた今回のパレードでは、第2次世界大戦末期に活躍したT-34戦車、1両のみだった。

侵攻前の2021年と比べて6割近くの戦車を失ったとはいえ、異例の事態だ。

イギリス国防省は、ロシアがT-34以外の参加を避けたことについて、「おそらく、国内から軍事作戦よりもパレードを優先するのかという批判を避けたかったのだろう」と分析している。

ロシアのショイグ国防相は、パレードを前に、ずらりと並ぶロシアの新鋭主力戦車T-80BVMの部隊を視察した。

能勢伸之フジテレビ上席解説委員:
ロシアには、世界に先駆けて実現した、戦車の上部の砲塔部分に乗員を搭乗させない砲塔無人化戦車、T-14があり、2022年まではパレードに参加していました。今回のパレードには姿を見せなかったため、いよいよウクライナに投入されるとの見方が広がっています。

「キンジャール」を「パトリオット」が撃墜

能勢伸之フジテレビ上席解説委員:
キンジャールは、複雑に機動しながらマッハ10という極超音速で飛ぶ、いうなれば変化する豪速球のようなミサイルです。去年にも今年3月にも発射されていましたが、撃墜されたことはなく、プーチン政権としては、戦勝記念パレードの前に更なる成果をあげる狙いがあったのかもしれません。

しかし、ウクライナ軍は、発射されたキンジャールをパトリオットがキーウ近郊で撃墜したと発表。アメリカ国防省も追認した。

回収されたキンジャールの弾頭の残骸らしきモノには、横から何かが衝突して出来たとみられる穴が空いていた。

“標的に直撃するミサイル”というのは、自衛隊にも配備されているPAC-3ミサイルなどの特徴の一つだ。

能勢伸之フジテレビ上席解説委員:
かつて、プーチン大統領が「あらゆる防空システムを突破する」としていたキンジャールの撃墜。核弾頭の搭載が可能なうえ2000㎞とされるキンジャールの射程内に日本が入る可能性も否定できません。今回の迎撃を日本も注視していくことになるでしょう。

ただ、PAC-3ミサイルが防御できるのは20~30kmの範囲に限られるため、防衛装備庁は、さらに広く防御する新たな迎撃システム構想を練っており、日本の安全保障問題にも直結するかもしれない。

(「イット!」5月14日放送より)

イット!,能勢伸之

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