血のマスク残したつじつま合わせ? 殺人容疑教諭、想定問答作成か

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血のマスク残したつじつま合わせ? 殺人容疑教諭、想定問答作成か

送検のため小松川警察署を出る尾本幸祐容疑者=2023年5月11日午後0時1分、東京都江戸川区、山本裕之撮影

【写真】尾本幸祐容疑者。以前の勤務先の広報資料から

 捜査関係者によると、死亡した契約社員の山岸正文さん(当時63)の自宅には、血が付いたマスクと、黒縁の眼鏡が落ちていた。同庁はいずれも事件当日に尾本容疑者が残したとみている。

 尾本容疑者は逮捕前に事情聴取を受けた際、事件より前の時期に荷物運びの手伝いなどの名目で山岸さん宅に行ったことがあると説明。「家の中で顔をぶつけて鼻血を出した」「(山岸さんから)血の付いたマスクは捨てておくと言われた」などと説明したという。

 警視庁は尾本容疑者の自宅などを家宅捜索し、血の付いたマスクなどについての質問内容と、それに対する説明を記録したメモを発見し、押収した。同庁は、尾本容疑者が事件時に山岸さん宅にマスクなどを残したことを気にして、つじつまを合わせようとメモを用意したとみている。現在は黙秘しているという。

■退勤記録の偽装、上司に依頼

 事件当日の2月24日の尾本容疑者の退勤時間は事件後となる「午後7時15分」と記録されていたが、これは勤務先の学校の上司に頼んで記録していたこともわかった。

 同区教委によると、同校の出退勤記録システムは学校のパソコンに入っており、職員が自身のIDカードを読み込んで時間が記録される仕組み。学校外から操作できず、本人以外の人物のデータを記録することもできないが、記録を忘れるなどした場合は管理職の上司らに申告し、後から記録することも可能という。

 学校側は、尾本容疑者は事件当日、午後から休暇だったと説明。警視庁は退勤時間を偽装し、事件時に在校していたように装ったとみている。

朝日新聞社

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