子育て〝詰んだ〟を救うのは誰? 「親を頼れない」隠れた社会問題にどう向き合うか 自治体にはサービスも

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子育て〝詰んだ〟を救うのは誰? 「親を頼れない」隠れた社会問題にどう向き合うか 自治体にはサービスも

危ういバランスで成り立つ育児は、ちょっとしたきっかけで“詰み”かねない。※画像はイメージ=Getty Images

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ちょっとした病気で“一家全滅”

発熱と口の中に水疱ができる症状のあるヘルパンギーナになったときは、生まれて初めて「喉が痛い」という状況になったためか、大変なことに。

唾を飲み込む度にギャン泣き、離乳食やミルクが喉を通る度にギャン泣き、満足に食事を取れないため空腹でギャン泣き、そんなこんなでうまく眠れずにギャン泣きと、ひさしぶりに「一日中ギャン泣き」という状況でした。

こんな状況に、現在育休中で、日中はメインで育児を担当する妻がダウン。そうすると、核家族の我が家では妻子の看病を夫である私が一人ですることになります。結果、私もダウンし、一時的に“一家全滅”の憂き目に逢いました。

そのときはかなり遠方であるにもかかわらず、義実家から義母がリリーフに来てくれて、事なきを得ました。義母がまさにヒーローに見えたものですが、こうした支援がなければどうなっていたかとゾッとします。

実は、私自身は教育虐待のサバイバーで、いわゆる「毒親(※)育ち」です。実家とは絶縁状態で、こちら側の親は頼れません。義実家は子育てウェルカムだがかなり遠方、実家とは絶縁――こうした状況では、何かあったときにかなり苦労する、ということを、身にしみて感じました。

※過干渉や暴言・暴力などにより、子どもに悪影響を与える親を指す言葉。「毒になる親」の略。

個人的には、自分のように「毒親」育ちである場合、そもそも周囲に相談しづらく、助けを求めにくいため、『「毒親」育ちの子育ての困難』は、隠れた社会課題では、とも思います。

こうした理由以外でも、さまざまな事情で「親を頼れない」ということはどの家庭にもあることでしょう。「子育てウェルカムな親が近居している」のが最強と言われることがありますが、そんなに理想的な家庭ばかりではないはず。

(親の)親との関係を出発点に、子育て世帯の状況や困りごと、そしてその“支援”について、調べてみることにしました。

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