「申し訳ない」中国人がラーメン店に直接謝罪も 処理水“嫌がらせ”続く

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続くデマ情報と迷惑電話

処理水の海洋放出をきっかけに、中国からの迷惑電話やデマ情報の拡散が続いています。一方、100件以上の迷惑電話が掛かってきた飲食店には、中国人からこれまでとは違う内容の電話があったことが分かりました。

【動画を見る】閉店直前の値引きシールを「処理水のせい」…「日本人すら食べない」中国SNSでデマ情報拡散

北京と上海からの団体客 一部キャンセル

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処理水問題 中国人観光客の反応は?

大きなスーツケースを転がしながら、羽田空港に到着した中国人観光客たち。中国国内で処理水の海洋放出に反発が強まるなか、来日した中国人観光客はこの問題をどう思っているのでしょうか。

上海からの観光客:「(Q.躊躇(ちゅうちょ)したり、計画変更したり考えなかった?)前から計画していたので、仕方なく来ました。食べ物や海産物を食べるのは若干、躊躇しています」「全然心配していないです。(周りで)言う人はいますけど、私は心配していないので来ました」

日本航空によりますと、3日は北京と上海からそれぞれ80人の団体客が来日する予定でしたが、一部キャンセルが出たということです。

値引きシール…「処理水のせい」デマ拡散

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処理水放出後、いまだ続く嫌がらせ行為。埼玉県のスーパーで、閉店時間近くに貼られる値引きシールが撮影されました。

どこのスーパーでも見かける光景ですが、中国のSNSでは値引きシールの理由を処理水の放出と結び付け、デマ情報を拡散しています。

中国人撮影者:「海鮮のみ割引シールを貼り始めた。こんなに良いエビも半額割引でただに近い。この辺りは全部が海産物です。誰も見ていない。今や日本人すら、日本の海鮮を食べないことになっている」

浄化水飲んだ官僚「がんで死亡」書き込み

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東日本大震災から7カ月後、福島第一原発にたまっていた低濃度汚染水の浄化水を飲んで安全性をアピールした当時の内閣府政務官・園田康博衆議院議員の映像です。

園田内閣府政務官(当時):「一般雑菌・細菌が最近ありましたので、それを煮沸させていただいた水でございます」

中国のSNSでは、「この官僚はこの後どうなった?」と題し、コメント欄には「がんで死亡した」などの悪質な書き込みがされています。

Source link: 日本ニュース24時間