第5話で新たな被害者が生まれる
高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】
俳優の高畑充希と田中圭がダブル主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『unknown』(火曜午後9時)の第5話が、16日に放送された。
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同作は、「秘密・知られざる一面=unknown」を抱えて生きてきた男女の愛を描くオリジナルラブサスペンスドラマ。『週刊熱波』のエース記者・闇原こころ(高畑)と、バツ1の交番勤務警察官・朝田虎松(田中圭)は交際1年を迎え、結婚を意識するように。しかし、こころの正体は吸血鬼だった。そして虎松もまた、父親が20年前に起きた「宗像さん一家殺人事件」の犯人であることを隠していた。2人はお互いの秘密を打ち明け、晴れて結婚した。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
こころたちが住む春陽町で発見された“血を抜かれた遺体”。犯行手口は5年前から近隣の栄海町で起こっている3件の未解決連続殺人事件と同じだった。さらに現場付近では「吸血鬼の落書き」と「413」という数字が描かれており、警察は数字が殺害予告だと考えていた。そんな中、この落書きをした人物が、「わっしょいクリーニング」の五十嵐まつり(ファーストサマーウイカ)のひとり息子・五十嵐大五郎(曽田陵介)だと特定された。時を同じくして、新たな殺害予告――“吸血鬼の落書きと「514」という数字”が発見されてしまった。
大五郎は捜査本部により事情聴取された。殺人のあった4月13日の行動を口にしない大五郎。事件は世間で「吸血鬼殺人」として騒がれる。また、大五郎が不登校でまつりと頻繁にけんかしていたことや、不特定多数の男性がクリーニング店を出入りしていたことから、ネット上ではまつりと大五郎親子への誹謗中傷が相次ぐ。
こころと虎松、こころの弟で本庁捜査一課の新米刑事・闇原漣(井上祐貴)は、大五郎の無実を証明するために独自の調査を進める。こころの相棒のカメラマン・加賀美圭介(町田啓太)や、こころの父でナイトドクター・闇原海造(吉田鋼太郎)の協力もあり、大五郎のアリバイが明らかに。大五郎は4月13日の夜、母の日にプレゼントするために、まつりの絵を描いていたことが証明された。けんかしたまつりに謝りたかったのだという。
虎松と漣は、5月14日の母の日に、絵をプレゼントしようと提案する。絵と一緒に渡す花束も準備する大五郎たち。一方、息子の無実を知り喜ぶまつり。大五郎がこれまでに描いた絵を眺めながら、涙を流した。すると、クリーニング店の扉が開く音が。
大五郎たちは待ち合わせ場所である居酒屋「どんぞこ」に行くが、そこにまつりの姿はなかった。虎松が電話をするも、まつりは出ない。大五郎はこころと共にクリーニング店へ。大五郎が店の奥に入ると、そこには、血を抜かれて倒れているまつりの姿があった。まつりは連続殺人事件の5人目の犠牲者になってしまった。
衝撃のラストシーンに「まつりいいいい!!!いやあああああ!!!!」「まつりさーん」「ふざけんな犯人」と悲痛な叫びが。また、「まつりさん……もっと大五郎とけんかしててほしかったです」「大五郎が素直になってやっとまつりさんと良い関係をこれから築いていくってときに切なすぎる」と、悲しみの声が上がっている。
ENCOUNT編集部