ロシア軍のミサイルがウクライナ空軍の基地に着弾、5機の航空機が損傷

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ロシア軍のミサイル攻撃がフメリニツキー州にあるスタロコスティアンティニフ空軍基地に着弾、地元当局は「5機の航空機が損傷して使用不能になった。損傷した滑走路の修復作業を始めている」と述べており、Su-24が損傷した可能性がある。

攻撃を受けたのはSu-24を運用する第7戦術航空旅団が駐屯している基地

ロシア軍は29日に計86発のミサイル(Shahed-136、Kh-101/Kh-555、イスカンデルM、イスカンデルK)を撃ち込み、ウクライナ軍の迎撃をすり抜けたミサイルがフメリニツキー州にあるスタロコスティアンティニフ空軍基地に着弾、燃料やオイルなどを保管していた倉庫を破壊して火災が発生し、地元当局は「5機の航空機が損傷して使用不能になった。損傷した滑走路の修復作業を始めている」と述べている。

ここはSu-24を運用する第7戦術航空旅団が駐屯している基地で、同機は英国が提供したストーム・シャドウの運用に使用されているため興味深い攻撃だ。

スタロコスティアンティニフ空軍基地で損傷したのがSu-24なのか、そもそも位置がバレている基地にSu-24が駐機していたのか良く分かっておらず、ストーム・シャドウの運用に影響が出るのかは未知数(攻撃自体はFIRMSで大きな火災が確認されているため事実である可能性が高い)だが、ロシア軍のミサイル攻撃は30日も行われており、午前2時頃に発令された空襲警報は3時間後の午前5時頃に解除されたものの「爆発の発生や死傷者が出た」と現地メディアが報じている。

まだ空軍は正式な発表を行っていないもののキーウ当局は「20機以上の無人機が撃墜された」と明かしており、チェルニーヒウ州、チェルカースィ州、キロヴォフラード州でも空襲警報が発令されていたため攻撃に使用された無人機の数はもっと多いだろう。

因みにマリャル国防次官やシルスキー陸軍司令官は「街の郊外で前進を続けており、バフムートの戦術的包囲に近づいている」と主張していたが、今のところ電撃的な前進はなくクリシェイフカ方向に数百m前進した程度で、逆にロシア軍はベルヒフカの防衛ポジションを改善するため再びクロモヴェに前進を見せており、どう見ても「バフムートの戦術的包囲に程遠い」と言うしか無い。

ロシア軍のミサイルがウクライナ空軍の基地に着弾、5機の航空機が損傷

出典:GoogleMap バフムート市内の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

もっとシンプルに言えば「ロシア軍がバフムート郊外で強いられたメートル単位の前進」を今度はウクライナ軍が強いられている格好で、東部司令部は「ワグナーからポジションを引き継ぐためロシア軍の空挺部隊と自動車化狙撃部隊がバフムートに入った」と明かしている。

他の戦線でもウクライナ軍の反撃の関する報告が幾つもあるのだが、どれもこれも噂レベルの話で何とも言いようがない。

ロシア軍が5月に撃ち込んだミサイルは562発、4月と比較して5倍以上
反攻作戦に向けた準備と阻止、ウクライナ軍とロシア軍がミサイルで殴り合う
戦いが激減したバフムート周辺、前線に大きな変化がない状態が続く

 

※アイキャッチ画像の出典:Ministry of Defense of Ukraine/CC BY-SA 2.0

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