千原せいじ
お笑いコンビ「千原兄弟」の千原せいじ(53)が、29日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。「生まれ変わったらあの人になりたい」というほど強く憧れている後輩芸人を明かし、反響を呼んでいる。
【写真】千原せいじが「憧れる」後輩芸人
せいじは、お笑いコンビ「チュートリアル」徳井義実とコラボした際、「生まれ変われるとしたら、誰になりたいか」という話題の中で「ノンスタ井上とか…」と、お笑いコンビ「NONSTYLE」井上裕介の名前を挙げた。井上は“嫌われナルシストキャラ”なだけに、徳井は「井上!?」と驚いていたが、せいじは大まじめに語っていた。
これを受け、せいじのチャンネルに井上がゲスト出演。井上が「よく僕なんか選びましたね…」と謙遜すると、せいじは「太いやん、芸人として。生きざまとか」と、井上の「生きざま」を称賛。「芸人は面白さもやけど、生きざまも凄い大事。俺は、生きざまを大事にしていきたい」と思いを明かした。
目の前でべた褒めされた井上は、照れつつ「せいじさんだけなんですよ、俺のこと、こんなに買ってくれる人」とうれしそうな表情。「せいじさんが、僕が日本中から“気持ち悪い”って言われている中、背中をポンポンと叩いて“無敵やん”って言ってきたのを覚えてます」と、せいじの励ましに感謝した。
せいじは「人が嫌がるとこ、人が座りたくないイスに座ることができる。無敵やろ」と、井上の姿勢を称賛。「無敵やん」と井上を励ましたことについては「その頃、俺はすでにお前に憧れてる。凄いポジションを見つけたなと思った。衝撃やったもんな」と、しみじみと振り返った。
井上に関するエピソードとして、せいじは「お前が気持ち悪いとか、日本中から攻撃を受けているのを見たお母さんが、ショックを受けて、いたく悲しんでいると。そりゃそうだよな、自分のかわいい息子が犯罪を犯したわけでもないのに。それでも井上は“これで行くと決めたから、こういう生きざまやから”って言って貫いたと聞いて。心の中で反すうしながら酒、一升瓶空けた」と、実母が悲しむ姿を目の当たりにしながらも、自身のキャラクターを貫いた決意の固さに感銘を受けたという。
この時、井上は、悲しむ母に対して電話で「“気持ち悪い”って言葉が増えれば増えるほど、仕送りが増えるんやで」と告げたと回顧。せいじは「今日また酒飲めるわ」と感心し「みんなが嫌がることをやれる。みんなが嫌がることをスッとやれるやつ。尊敬する」と、改めて井上の姿勢を称賛していた。