「5月に入り主導権失う」 ロシア軍の現状分析 英国防省


「5月に入り主導権失う」 ロシア軍の現状分析 英国防省

30日、ドローンによるとされる攻撃で損傷したモスクワの集合住宅を点検する作業員(AFP時事)

 ロシア各地やウクライナのロシア占領地域では、攻撃を受けたという報告が相次いでいる。

 ロシアの治安当局は31日、ウクライナ東部ルガンスク州のロシア占領地域の村に夜間、ロケット弾4発が撃ち込まれ、少なくとも5人が死亡したと主張した。米国がウクライナに供与した高機動ロケット砲システム(HIMARS)を使った攻撃だとしている。

 ロシア国内でも、モスクワに30日、ドローン8機が飛来したほか、西部ベルゴロド州で砲撃があった。グラトコフ知事はこれに関し、通信アプリ「テレグラム」に「治安部隊員1人が犠牲になった」と書き込んだ。ベルゴロド州では、22日にウクライナから武装勢力が侵入し、戦闘が起きている。

 ロシア南部クラスノダール近郊のアフィプスキー製油所もドローンによるとみられる攻撃を受け、火災が発生した。ロシア領内での攻撃に関し、ウクライナ政府は「直接的な関与」を否定している。 



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