米実業家のイーロン・マスク氏が4日、新党「アメリカ党」の設立の賛否を尋ねるアンケートをX(旧ツイッター)で始めた。マスク氏は、同日成立した大規模減税の延長を柱とする法律が大幅に財政を悪化させるとして批判するなど、トランプ大統領との対立が続いており、けん制の狙いがあるとみられる。
「独立記念日は二大政党制から独立したいかと問う絶好の機会だ。われわれはアメリカ党を立ち上げるべきか?」と投稿。21時間ほどで120万件近い回答が寄せられ、賛成は65%に上った。
マスク氏はトランプ政権の発足に伴い政権要職に抜てきされたが5月に政権を離脱。トランプ氏への批判を続けている。(共同)