コロンビアのアマゾンのジャングルの中で、小型飛行機の墜落事故から1か月以上たって発見された先住民の4人の子どもたちと写真撮影に臨む兵士ら(2023年6月9日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米コロンビアのグスタボ・ペトロ(Gustavo Petro)大統領は9日、先月1日にアマゾン(Amazon)の密林地帯で墜落した小型飛行機に搭乗し、行方不明になっていた先住民の子ども4人が40日ぶりに無事発見されたと発表した。
【写真5枚】子どもたちの捜索中にジャングルの中で見つかった哺乳瓶
行方不明になっていたのは13歳、9歳、4歳、1歳のきょうだい。
ペトロ氏はツイッター(Twitter)に「全国民にとっての喜びだ! 40日前にコロンビアのジャングルで行方不明になった子どもたち4人が生きて発見された」と投稿。添付された写真には、密林の中で子どもたちが防水シートに座り、軍服姿の大人ら数人に付き添われている様子が捉えられている。
子どもたちの祖父、フィデンシオ・バレンシア(Fidencio Valencia)さんはAFPに、「子どもたちが見つかった。すぐにでも飛行機かヘリコプターで迎えに行ってやりたい」と語った。
子どもたちは、ジャングルと共生し、幼い頃から狩猟採集技術を学ぶことで知られる先住民ウイトト(Huitoto)の出身。搭乗していた小型機が墜落してから1か月以上ジャングルの中をさまよっていた。
墜落現場では、同乗していた母親とパイロット、親族1人の遺体が見つかっていた。【翻訳編集】 AFPBB News