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沖縄や九州を中心に大きな被害をもたらした台風6号は、10日、韓国南部に上陸し縦断。
韓国でも猛威を振るった。
韓国気象庁によると、台風が韓国を縦断するのは、記録が残る1951年以降で初めてだという。
地面に大粒の雨が打ちつける中、歩行者は雨や風から身を守るように傘を斜めにさして歩いていた。
さらに、台風6号の影響で地下鉄の出口は閉鎖。
駅の利用者「窓を開けっぱなしだと、(台風で)割れてしまう可能性があるので、家の窓はすべて閉めて鍵をかけてきました」
走る車に襲いかかってきたのは、街路樹。
突然、前方の街路樹が倒れ、運転手は急ブレーキを踏んだものの、車に衝突。
川のようになった道路では、動かなくなった車を押す人たちの姿もあった。
1時間あたり90mmの雨が降った韓国東部の束草(ソクチョ)では、市場に水が激しく流れ込み、周辺の道路が冠水した。
台風6号は韓国を通過したあと、北朝鮮を北上。
11日午前3時、熱帯低気圧に変わったという。