「食のオスカー」受賞した米NY在住韓国人シェフ その決め手とは

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「食のオスカー」受賞した米NY在住韓国人シェフ その決め手とは

(写真:朝鮮日報日本語版)

【写真】ナスとウナギを添えた熟菜料理と済州ミカン酢で熟成させて作った鯛料理

 ソウルで生まれ育ったパク・ジョンヒョン・シェフは同じ慶煕大学の卒業生で妻のパク・ジョンウンさんと2016年に「Atoboy(アトボーイ)」という名で初めて韓国料理レストランをオープンさせた。この店は40ドル(現在のレートで約5600円)ほど払えば、15種類の料理の中から3種類選ぶことができるレストランで、人気店として定着した。

 Atoboyの成功でパクさん夫妻は2年後の2018年、同店をさらにグレードアップした韓国料理店「Atomix」をオープンさせた。「この店は1人375ドル(約5万2000円)で10種類のコースメニューを提供する形式で、価格は高いが毎月予約がいっぱいになるほど人気がある」と同紙は伝えている。また、韓国系デザイナーたちとコラボして料理にピッタリの器をデザインしたり、韓国系デザイナーが製作した東洋的なイメージのユニホームを従業員たちが着たりするなど、韓国的な雰囲気作りも店の人気に一役買っている。Atomixは2020年にミシュランの二つ星レストランになり、昨年は「世界のベストレストラン50」ランキングで米国国内1位、全体では33位になった。そして今年4月、同紙が選定したベストレストラン100の2位に選ばれた。

 パク・ジョンヒョン・シェフは料理専門誌「ベストシェフ」とのインタビューで、「味、食感、色合い、文化的なルーツなどすべての食にはバランスがなければならない」「韓国で育った際に慣れ親しんだ発酵食品、旬の食べ物、食材などについてバランスを見るのが本当に好きだ」と語った。

 パクさん夫妻は昨年末、ニューヨークのランドマークであるロックフェラー・センターに3店舗目となる韓国料理レストラン「Naro(ナロ)」を、そしてこのほどコリアンタウンに韓国風居酒屋「Seoul salon(ソウル・サロン)」をオープンさせた。

キム・ナヨン記者

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