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提供:ウェザーニュース
6月11日(日)18時55分頃、北海道・浦河沖を震源とするマグニチュード6.2、深さ136kmと推定される地震が発生しました。
この地震により、北海道千歳市などで最大震度5弱の強い揺れに見舞われ、北海道から関東にかけての広範囲で震度1以上を観測しました。
気象庁は、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。一般的には、今回のような深発地震では大きな余震が少ない傾向があります。
震源が深く津波の心配はなし
浦河沖を震源とするマグニチュード6以上の地震は2016年1月以来7年ぶりですが、今回の震源の深さと同様の深発地震に限定すると1981年1月以来で、42年ぶりの発生です。
気象庁よる速報解析では、地震のメカニズムは北北西ー南南東方向に張力軸を持つ正断層型の地震とみられます。
この領域で知られているプレート境界よりも震源が深いことや、地震のメカニズムから考えると、陸側のプレートに沈み込む太平洋プレートの内部で発生した地震と考えられます。
震源が深かったため、津波の発生の心配はありません。
軽度な「異常震域」状態も発現
提供:ウェザーニュース
震源が深かったことで、地震波が伝わりやすい太平洋プレートに沿って、北日本や東日本の太平洋沿岸には揺れが広範囲に伝播しました。揺れの強さが同程度になる場所が同心円状に分布しない、異常震域といわれる震度分布です。
震央から直線距離で800km近く離れた東京都千代田区や神奈川県横浜市など、震源から遠い所でも震度1を観測しています。
ウェザーニュース
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