ロシアのミサイル攻撃を受けたクリビーリフの集合住宅前で感情をあらわにする住民=13日
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は13日、同日朝までの一晩にロシアから巡航ミサイル計14発が発射され、このうち10発を防空システムが撃墜したと発表した。
【映像】ロシア軍ヘリを撃墜、ウクライナが動画公開
当局者らはまた、防空システムがイラン製のドローン(無人機)4機のうち1機を迎撃したとも述べた。
中部ドニプロペトロウスク州クリビーリフではミサイル攻撃で少なくとも10人が死亡、28人が負傷した。
同市の軍政トップ、ビルクル氏はSNS「テレグラム」への投稿で、アパート1棟と食料倉庫1棟が攻撃を受け、がれきの撤去作業と消火活動が続いていると報告した。
同氏は当初、少なくとも3人が死亡し、7人ががれきの下敷きになったと発表していた。
軍の発表によると、ウクライナ北東部のスーミ州とハルキウ州もロシア軍の砲撃を受けた。
南部ザポリージャ州のオリヒウには爆弾3発の攻撃があり、民間人1人が死亡、複数の住宅が破壊された。
ロシアの軍事ブロガーらは12日、オリヒウの南側でウクライナ軍の前進を阻止したと主張していた。