「プーチンは逃げている」 侵攻の“ゴール”示せず プリゴジン氏が大統領候補に浮上?

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「プーチンは逃げている」 侵攻の“ゴール”示せず プリゴジン氏が大統領候補に浮上?

「逃げている」と指摘されるプーチン大統領

たとえば、6月13日のロシア軍などの取材を続けている軍事記者らとの会談だ。
記者たちが求める最も重要な問いに正面から答えなかった。

会談の冒頭、国営テレビの軍事記者ポドゥブニ氏はこう質問を投げかけた。
「特別軍事作戦は長期化しています。特別軍事作戦の目標や任務もおそらく変わっているでしょう。目標はどのように変わったのでしょうか?そもそも変わったでしょうか?」

プーチン氏は前のめりに「ニェット」と否定する。
「基本的に目標を一切変えるつもりはない」と断言する。
出だしこそ明確に話し始めたものの、プーチン氏はその後、西側との対立の経緯を数分間にわたって繰り返し、あらためてウクライナ東部ドンバス地方の解放に加え、ウクライナの「非ナチ化」や「非武装化」が必要なのだと力説したのだ。
果たして記者らが期待したのは、「非ナチ化」や「非武装化」などという抽象的な回答だったのだろうか?

そして、逃げ腰のプーチン氏の穴を埋め始めているのがプリゴジン氏だ。
民間軍事会社ワグネルの創設者で、歯に衣着せぬ物言いで日本のニュースでも目にしない日はないが、ロシア国内での存在感も日々増している。
政治的にも無視できない存在になり、ついに大統領選の候補としても浮上してきたという。

曖昧なままの“特別軍事作戦”のゴール

「プーチンは逃げている」 侵攻の“ゴール”示せず プリゴジン氏が大統領候補に浮上?

記者らの質問にも曖昧な答えを繰り返した

「特別軍事作戦」の目標の曖昧さはこれまでも指摘されてきた。
昨年の2月24日、プーチン氏が掲げたのはウクライナ東部ドンバス地方のロシア系住民の保護だった。
しかし侵攻が長期化する中で、プーチン氏はウクライナの「非ナチ化」や「非武装化」をより強調するようになるばかりで、明確なゴールを示していないのだ。
東部を掌握すれば終わりなのか、キーウまで攻略する必要があるのか?なにをすれば今回の作戦が終了するのか?
記者らが対面でその答えを求めても、相変わらず答えない。

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