大阪北部地震から今日で5年 地震活動は落ち着いた状態

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提供:ウェザーニュース

現在は地震活動が落ち着いた状態となっています。ただ、大阪の周辺には活断層がいくつもあり、普段からの備えは欠かせません。

大阪府内で初めて震度6弱以上を観測した地震

この地震で大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で震度6弱を観測。大阪府内で震度6弱以上を観測するのは気象庁の詳しい統計が残る1919年以降で初めてでした。

震源付近には有馬-高槻断層帯があり、詳しい解析では南北2つの震源断層の活動で発生したとみられています。

ブロック塀の被害が多発

消防庁のまとめによると、この地震による死者は6人、重軽傷者462人、住宅の全壊が21棟、半壊が483棟となっています。

防災科学技術研究所による地震動の分析では、周期が0.2~0.4秒にピークがあり、木造家屋に大きな被害をもたらす「キラーパルス」と呼ばれる1.0~2.0秒に比べると短い周期の揺れが卓越していました。このため、家屋の被害以上に、ブロック塀の倒壊の被害が目立ったと考えられます。

地震回数は減少も周辺の活断層の活動に懸念

大阪北部地震から今日で5年 地震活動は落ち着いた状態

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その後は時間とともに地震回数が減少し、現在は本震が発生前と同じような状況になっています。

ただ、大阪府内には有馬-高槻断層帯、生駒断層帯、上町断層帯などの活断層が知られています。その中で、政府の地震調査研究推進本部では、上町断層帯で30年以内にマグニチュード7.5程度の地震が発生する確率を2~3%としています。

大阪市は上町断層帯で大地震が発生した場合、市内の建物の半数以上となる27万棟に被害が出ると想定するなど、大きな影響が懸念される地震です。こうしたタイミングをきっかけに、改めて地震対策の確認を行うようにすると良さそうです。

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