(写真:朝鮮日報日本語版) ▲エクアドルで編隊飛行を行っていた飛行機に大きな鳥が衝突し、操縦席の窓を破って中に入り死んだ状態で引っかかっている映像が公開された。(ツイッター@CarlosVerareal)
【NEWSIS】エクアドルで編隊飛行を行っていた飛行機に大きな鳥が衝突し、窓を突き破って中に飛び込み死んだ状態でぶらりとぶら下がっている映像が公開された。
【動画】ぶら下がるコンドルの死体と冷静に飛行を続けるパイロット
15日付のデーリーメールによると、事故はアリエル・バリエンテ(Ariel Valiente)編隊長がエクアドルのロス・リオス県ビンセス上空で小型機を飛行していた時に発生した。
公開された映像を見ると、パイロットの頭上に鳥のだらりと伸びた2本の脚がぶら下がっているが、パイロットは顔と衣服が血だらけになりながらも、慌てる様子もなく落ち着いて操縦かんを握っていた。
その後も訓練飛行は予定通り行われ、事故が起こった飛行機も無事に着陸したという。
飛行機に衝突した鳥はその大きさや脚の様子などからアンデス・コンドルとみられている。
飛行機の高度や事故が起こった時間、飛行経路などは現時点で明らかになっていない。
ある教官はSNS(交流サイト)を通じ「危機的な瞬間にもパイロットは最初に学んだ通り行動する。そのため基礎訓練が重要だ」と説明した。
チェ・ヒョグク記者