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大津地裁
滋賀県甲賀市の国道で脇見運転をして衝突事故を起こし、3人を死傷させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた湖南市の会社員の男の判決公判が20日、大津地裁であった。沖敦子裁判官は禁錮2年4月(求刑同3年6月)の実刑を言い渡した。
【地図】死傷事故が起きた甲賀市の位置
判決などによると、男は昨年3月21日午後9時20分ごろ、甲賀市水口町北脇の国道1号で乗用車を運転中、計器に気を取られて脇見をし、時速約90~100キロで赤信号の交差点に進入。対向車線から右折していた同市の会社員=当時(26)=の軽乗用車に衝突し、脳挫傷で死亡させたほか、被告の同乗者2人に重軽傷を負わせた。
沖裁判官は判決理由で、「脇見して高速度で運転した結果、信号表示や右折車の存在に気付くのが遅れたもので、かなり危険な運転だった」と非難した。その上で、被告が任意保険に加入しておらず、遺族への適正な賠償がされる見込みが乏しいことなどを指摘し、実刑が相当と結論づけた。
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