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ウクライナのマリャル国防次官は26日「南ドネツクのリヴノピリを取り戻した」と発表、ロシア軍は高台のリヴノピリを起点にモクリ・ヤリー川沿いに南下するウクライナ軍をスタロマイオルズキーで食い止めてきたが、これが破綻した格好だ。
停滞を見せていた南ドネツクとザポリージャ州の状況が少しづつ動き出している
南ドネツクのモクリ・ヤリー川沿いで反攻作戦を開始したウクライナ軍はブラホダトネ、ネスクチュネ、ストロジェベ、マカリフカ、ノヴォダリフカ、レヴァドネを解放したが、ロシア軍はモクリ・ヤリー川沿いの北西に位置するリヴノピリを死守、高台にあるリヴノピリとスタロマイオルズキーを結ぶ線から川沿いに前進したウクライナ軍の側面を攻撃し、マカリフカからスタロマイオルズキーへの前進を阻んできた。
しかしマリャル国防次官は26日「ドネツクのリヴノピリを取り戻した」と発表、これでモクリ・ヤリー川沿いに進むウクライナ軍はスタロマイオルズキーに前進する条件が整ったことになる。
因みにザポリージャ州オレホボからロボタインを目指すウクライナ軍はT0408沿いに約1km、T0803沿いから南の地域に約1kmほどの前進を見せており、カムヤンスキー方向と同じく防衛ライン突破をかけた戦いに突入する可能性が高い。
CNNは「ウクライナ軍の反攻作戦はあまり成功しておらず、ロシア軍は予想よりも実力を発揮している。塹壕・龍の歯・防衛陣地の構築でロシア軍の防衛ラインは要塞化され、ウクライナ軍の装甲部隊は敵航空機や敵砲兵部隊の攻撃を受けなら地雷源を突破できずにいる」と指摘したものの「反攻作戦は始まったばかりで、ウクライナ軍側もロシア軍の戦術に適応してきているため『時間はかかっても領土を奪還できる』と米国も同盟国も楽観視している」と報じていた。
停滞を見せていた南ドネツクとザポリージャ州の状況が少しづつ動き出しているため、ウクライナ軍の適応力がフィットしてきたのかもしれない。
追記:リヴノピリ解放を示す視覚的証拠も登場
ゼレンスキー大統領、反攻作戦はハリウッド映画ではないと訴える
ウクライナ国防相、ハルキウのように反攻作戦が進むと期待しないで欲しい
ウクライナ軍、敵が簡単に諦めて引き下がらないことを理解すべき
ウクライナの反攻作戦、ハルキウやヘルソンほどの成功は見込めない
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
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