
“【速報】所在不明になっていた「ワグネル」創設者のプリゴジン氏がSNSに音声を投稿”
所在不明になっていた「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏は反乱が収束して以来、初めて声明を発表しました。「国を転覆させるためではない」と主張した一方、自身の居場所について依然明らかにしていません。
モスクワへの進軍停止を表明してから消息が分からなくなっていたプリゴジン氏は26日、約二日ぶりにSNSに音声メッセージを投稿しました。
プリゴジン氏は投稿の中で、当局の決定により7月1日に「ワグネル」が消滅することになっていたと説明し、「行動の目的は『ワグネル』の破壊を阻止し、軍事面で膨大なミスを犯したすべての人々を裁くことにあった」と述べ、国の転覆が狙いではないと主張しました。
さらに、「ワグネル」が一日でモスクワの200キロ手前まで約780キロを移動できたことがロシアの安全上の深刻な問題を明らかにしたとも主張しました。
プリゴジン氏はまた、ベラルーシのルカシェンコ大統領が「ワグネル」の存続のための方法を見つけると申し出たと明かし、活動を続ける構えを見せました。
一方、注目されている自身の居場所について触れませんでした。
テレビ朝日