ドイツのショルツ首相=28日、ベルリン(AFP時事)
【ベルリンAFP時事】ドイツのショルツ首相は28日、ロシアで起きた民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏による武装反乱により、「彼(プーチン大統領)は弱体化させられたと強く信じている」と強調した。
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公共放送ARDの取材に応じた。さらに、一件が「ロシアに長期的な影響を与えるのは間違いない」と主張した。
ショルツ氏は、反乱が「独裁体制、権力構造に亀裂を生じさせ、安泰にくらにまたがっているわけにはいかなくなった」と指摘した。ただ、「彼(プーチン氏)がどのくらい権力の座に居続けるのかは推測したくない。長いかもしれないし、短いかもしれない。われわれには分からない」とも述べた。