性加害スキャンダルから9ヶ月、中居正広が木村拓哉との「極秘面会」模索か？ファン困惑の背景

今年1月に性加害スキャンダルで電撃引退した元SMAPの中居正広が、9ヶ月を経て新たな行動に出ていると報じられ、世間の注目を集めています。その行動とは、かつての盟友である木村拓哉との面会を模索しているという驚きの内容です。しかし、この報せはファンの間で困惑と複雑な感情を巻き起こしており、その背景には国民的グループSMAPの解散騒動という深い傷跡が横たわっています。

性加害スキャンダル後の「盟友」への模索

今年1月の芸能界引退から約9ヶ月が経過した中居正広氏が、信頼を寄せていた多くの仲間が離れていく中で、まさかの人物との接触を図ろうとしていると報じられました。その相手は、かつてSMAPを共に牽引した木村拓哉氏です。10月30日配信の『女性セブンプラス』によると、中居氏は木村氏の連絡先を知りながらも直接の連絡は避け、とある関係者を通じて「木村と会えないかな」と面会の機会を模索しているといいます。性加害問題という大きな渦中にありながら、中居氏が関係修復を望んでいるかのようなこの動きは、多くのメディアで取り上げられています。

元SMAP中居正広、性加害スキャンダル後の動向と木村拓哉との関係修復模索の報道

ファンが抱く「今更」の困惑とその理由

この「極秘面会」模索の報道に対し、SMAPファンからは「何を今更」「事実なら本当にダサすぎ」「仲悪かったんじゃなかったっけ？」といった困惑の声が多数寄せられています。ファンの複雑な感情の根底には、2016年に起こったSMAP解散騒動が深く刻まれています。

当時、グループ分裂の危機に際し、中居氏は木村氏を「裏切り者」と見なしていると報じられました。さらに一時は、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人に対し「木村と口をきくんじゃねーぞ！」と激しい口調で指示していたとも伝えられています。冠番組『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）の収録現場でも、木村氏が話題を切り出しても他のメンバーが沈黙するなど、番組内容が成立しない状況が増えていったという報道もありました。これらの経緯を経てグループは解散を選択し、その傷は多くのファンの心に今も残っています。

中居氏の行動に対する複雑な感情と木村氏のスタンス

フジテレビの元アナウンサーとのトラブルをきっかけに世間の非難の的となった中居氏が、窮地に陥って木村氏に頼ろうとしている構図は、ファンの間で「都合がよすぎるのでは」という違和感を生んでいます。過去の経緯から見て、中居氏の現在の行動は一部のファンにとって受け入れがたいものとなっているのが現状です。

一方、木村拓哉氏が中居氏の件をどう捉えているかについては、間接的ながらもそのスタンスが見受けられます。昨年9月に映画『教場』のクランクアップ打ち上げがおこなわれた際、木村氏は「フジテレビもいろいろとあったなかで、制作してくれて本当によかった」と発言したと『WEB女性自身』が報じました。これは中居氏の性加害問題への言及とも受け取れますが、直接名前を出すことはありませんでした。また、中居氏の騒動が過熱していた今年1月8日のCMイベント時には「あんまり、重々しい空気なしで」とコメントするなど、やんわりと中居氏の件には触れない意思を示していました。これらの発言から、木村氏は中居氏の状況を気にはかけているものの、きっぱりと“他人事”として線を引き、一定の距離を保っていることがうかがえます。

終わりに

中居正広氏が木村拓哉氏との面会を模索しているという報道は、SMAP解散という過去の傷と中居氏自身の現在の状況が複雑に絡み合い、ファンの間で大きな波紋を広げています。木村氏が中居氏からの接触にどう応じるか、あるいは応じないか、その動向は今後も注目されるでしょう。しかし、過去の経緯や木村氏の現在のスタンスを見る限り、二人の「盟友」関係がかつての姿に戻る可能性は極めて低いと芸能関係者は見ています。