ヘンリー王子夫妻、英邸宅からようやく立ち退き 改築費支払う

ヘンリー英王子と妻のメーガン妃（2021年9月25日撮影）。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP＝時事】英王室は29日、ヘンリー王子（Prince Harry）と妻メーガン妃（Meghan, Duchess of Sussex）が、首都ロンドン近郊のウィンザー城（Windsor Castle）敷地内にある邸宅フログモア・コテージ（Frogmore Cottage）からの立ち退きを完了したことを明らかにした。

【写真特集】英国のヘンリー王子とメーガン妃

　邸宅は2018年、故エリザベス女王（Queen Elizabeth II）から結婚祝いとして王子夫妻に贈られた。だが王子が今年1月、痛烈な王室批判を展開した自伝「スペア（Spare、原題）」を出版した数日後、夫妻は邸宅の明け渡しを求められたと報じられている。

　英王室高官のマイケル・スティーブンス（Michael Stevens）氏は29日公表の年次財務報告書で、王子夫妻がフログモア・コテージから立ち退いたと説明。「詳細については明らかにしない」としつつも、王子夫妻が邸宅の改築費と賃貸料として240万ポンド（約4億4000万円）を支払ったことを明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News