チャイコフスキーコンクール、日本は入賞逃す 「奏でるのみ」「音楽否定できず」

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チャイコフスキーコンクール、日本は入賞逃す 「奏でるのみ」「音楽否定できず」

チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門に出場した田所光之マルセルさん=23日、モスクワ音楽院大ホール(コンクール事務局提供)

【写真】チャイコフスキー国際コンクール・ピアノ部門に出場した黒岩航紀さん

 エリザベート、ショパンと並ぶ三大音楽コンクールの一つで、日本からはピアノ部門に2人、バイオリン部門に5人が出場したが、入賞はなかった。

 ピアノ部門は、パリのエコール・ノルマル音楽院在学中の田所光之マルセルさん(29)=愛知県尾張旭市出身=、東京芸術大講師の黒岩航紀さん(31)=宇都宮市出身=の2人が1、2次予選で演奏したものの、本選進出を逃した。

 ロシアがウクライナ侵攻を続け、民間軍事会社ワグネルが反乱を起こす中での異例の大会。田所さんは25日、ツイッターに「今、私にできることは何か。それは音楽を奏でることに他ならない」と思いをつづった。2次予選には、ウクライナにゆかりのある曲を選んだ。

 西側諸国にロシア文化をボイコットする動きがあり、チャイコフスキー・コンクールも世界的な連盟から除名された。黒岩さんは26日、自分の人生に「生きる喜びを与えてくれた」のがロシア音楽だったとツイッターで吐露。ロシア音楽を否定すれば「自身を否定することになる」と記し、覚悟の上で出場したことを明らかにした。

 他の日本の出場者からは「チャイコフスキーの作品の弾き方はロシアでしか学べない」「参加に迷いはなかった」という声も出た。 

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