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民間軍事会社「ワグネル」のトップ、プリゴジン氏がロシア国内に潜伏か?
6月29日に撮影された写真をめぐり臆測が広がっている。
【画像】ロシア国内で29日撮影された写真とプリゴジン氏の写真を比較して見る
ロシア第二の都市、サンクトペテルブルグ。
プリゴジン氏の出身地でもある、この街のみやげ物店をのぞいてみるとTシャツをはじめとする「ワグネル」のグッズが所狭しと並べられている。
プリゴジン人気のあらわれか、「ワグネル」のTシャツ価格が、ここにきて値上がりしているという。
そしてお面売り場では、プーチン大統領を差し置いてプリゴジン氏がセンターをゲット。
ロシア軍への武装反乱をやめた後も、何かと注目されているプリゴジン氏。
騒動後は隣国ベラルーシに向かったとみられていたが、ここにきてロシア国内に潜伏しているとの見方が広がっている。
その根拠となっているのがサンクトペテルブルグで29日撮影されたとされる写真の存在。
ヘリコプターに乗り込もうとするマスク姿の男性。
ロシアメディアはこの人物をプリゴジン氏とみられると報じている。
背中を丸めながら帽子にマスク姿のため、一見しただけでは判別することはできない。
しかし、手がかりとなったのは、後ろを歩く体格のいい男性の存在。
この人物はプリゴジン氏のボディーガードとみられている。
2022年秋に撮影された写真にも、隣にボディーガードらしき人物が写っている。
2枚の写真を比較してみると体格や表情などから同一人物にも見える。
となると、マスク姿の男性もやはりプリゴジン氏なのだろうか?
プーチン大統領によるプリゴジン氏への暗殺指令が出ているとも報じられる中、危険を冒してロシアに潜伏しているのであれば、その目的は何なのか?
臆測が広がっている。
(イット! 6月30日放送より)
イット!