包丁買い待ち伏せ…駅で18歳女性が殺害された事件 電車にはねられ死亡の元交際相手を容疑者死亡で書類送検

　名古屋市南区の名鉄本笠寺駅で4月、18歳の女性が殺害された事件で、警察は元交際相手の男を「容疑者死亡」で書類送検しました。

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　2023年4月、名古屋市南区の名鉄本笠寺駅ホームの待合室で、会社員の川村月音さん(18)が胸に包丁が刺さった状態で殺害されているのが見つかり、発見直前、元交際相手の南拓哉容疑者(29)が電車にはねられ死亡しました。

　警察は事件直前に2人が一緒にいたことなどから、犯行後に自殺を図ったとして、南容疑者を殺人などの疑いで21日に書類送検しました。

　南容疑者は前日に名古屋市内の百貨店で凶器の包丁2本を購入し、川村さんの勤務先の周辺で待ち伏せていたことが確認されています。

　これまでの取材で、川村さんは友人との連絡を制限されるなどの束縛を受けた後に交際関係を解消していて、警察は南容疑者が一方的に復縁を迫り犯行に及んだとみています。