時速40~50kmで走るヒグマ、ハンター目撃 鉄則「近づかない」

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時速40~50キロで林道を走るヒグマ=2023年6月21日午前7時30分ごろ、ハンターがヒグマを山へ追い返す作業中に撮影

【写真】北国博物館で展示中の「ヒグマが立ち上がった時の実物大パネル」。左の女性は147cm、右の男性は170cm=2023年6月16日、北海道名寄市

 6月21日午前7時半ごろ、名寄市の林道を車で走行中だったハンターが目撃した。当時は自分の畑に近づいたヒグマを山へ追い返す作業にあたっていた。独り立ち間もない若い個体とみられる。頭胴長は目測で1・4メートル、体重80キロほどという。

 北海道内でヒグマの目撃情報が増えるなか、もし道路上で遭遇したらどう振る舞えばいいのか。

 北国博物館の津野光学芸員によると、(1)後続車がいたらハザードランプをつける(2)ブレーキを踏んで停止(3)危険を察知したヒグマがヤブなど道路脇に去るのを待つ――。これが基本だ。

 近づいたり追いかけたりしてはいけない。個体によっては反撃してくる可能性もあるという。クラクションを鳴らすのも「威嚇」とみなされる恐れがある。刺激を与えないことが大切という。

 津野学芸員は「アスファルトの道はヒグマやエゾシカなど野生動物にとっても歩きやすい。ただ、『よく人間に出くわして居心地が悪い』と学習した個体は次第に出没しなくなる。ヒグマも人間を恐れている」と話している。(原知恵子)

朝日新聞社

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