新橋駅付近で爆発音、雑居ビル火災 飲食店従業員と通行人ら4人けが

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爆発直後の雑居ビル。向かいのビルにいた男性がビル2階を撮影した=東京・新橋、目撃者提供

【写真】現場の地図

 けがをしたのは、飲食店店長の50代男性と店員の50代女性、通行人の70代と50代の男性。捜査関係者によると、店の関係者が「たばこに火をつけたら爆発が起きた」と話しているという。

 現場はJR新橋駅の西約300メートルの繁華街で、ビルには飲食店やオフィスが入っている。付近には規制線が張られ、付近にはガラス片やコンクリートが散乱している。

 爆発があったビルの1階に入る居酒屋で仕込みをしていた20代の男性店員は、出勤するために店まで約100メートルの場所に近づくと、すでにガス臭さがしていたという。

 「ドカーン」という爆発音とともに、突然、建物全体が揺れた。「車が突っ込んだ」ような横揺れに襲われ、向かいのビルにいた人が逃げるようジェスチャーをしていた。

 外に出るとガラスが散乱し、空を見上げると煙が上がっていた。「命が助かってマジでよかった。死ぬかと思った。天井が落ちたら死ぬところだった」と話した。

朝日新聞社

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