(写真:朝鮮日報日本語版) ▲写真=UTOIMAGE
ウクライナ東部ドネツク州マキイウカの建物が突然爆発し炎が吹き上がった。直後に複数の照明弾の発光とともに複数回爆発が起こり、炎と煙は徐々に広がっていった。最初の爆発から20秒余りで村全体を飲み込むような大規模な爆発が再び起こると、火花と破片が四方に飛び散り、巨大な火の柱と煙が夜の空を覆い尽くした。この爆発は1分以上にわたり続いた。
【動画】巨大な炎を上げて連鎖爆発を起こすロシア軍の武器弾薬庫
ウクライナ現地メディアのキーウ・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、ロイター通信などが5日(現地時間)に報じた内容によると、4日夜にロシア占領地域のウクライナ東部ドネツク州マキイウカに対してウクライナ軍が攻撃を行い、大規模な爆発が起こった。数回の爆発音が鳴り響き、上空では巨大な連鎖爆発と黒煙の柱が撮影された。
上空で巨大な炎が空に舞い上がる様子を撮影した動画をウクライナはSNS(交流サイト)を通じて公開した。この地域は建物がまばらだが、攻撃で爆発が起こる様子が動画に撮影されていた。またツイッターなどに公開された動画を見ると、一つの建物を中心に大小複数の爆発が1分以上にわたり立て続けに起こっていた。
この攻撃に対する双方の主張は食い違っているが、ウクライナ軍はロシア軍の弾薬庫を破壊したと発表した。攻撃を受けた建物には122ミリ多連装ロケット砲「グラート」などさまざまな兵器が大量に保管されていたという。ウクライナ軍戦略通信室は「ウクライナ防衛軍部隊によるピンポイント攻撃でマキイウカのロシア軍基地が消滅した」と明らかにした。
イ・ヘジン記者