TBS NEWS DIG Powered by JNN
ウクライナのゼレンスキー大統領は、NATO=北大西洋条約機構の首脳会議で議論されるウクライナの加盟をめぐり、加盟や招待の期限が示されないのは「前代未聞でばかげている」と強い不満を表明しました。
ゼレンスキー大統領は日本時間の午後7時ごろ、自身のSNSで現在NATO首脳会議の開催地リトアニアの首都ビリニュスに移動中だとし、首脳会議の声明をめぐり、ウクライナのNATO「加盟」ではなく「招待」についての文言が、ウクライナ抜きで話し合われているとの情報を得たと投稿しました。
その上で、議論されている声明の中で、ウクライナのNATO加盟や招待について期限が示されていないのは「前代未聞でばかげている」と強い不満を表明。ウクライナの「招待」にも条件がつけられているとし、「ウクライナをNATOに招待する用意も、加盟させる用意もないようだ」と指摘しています。
さらに、NATOがロシアとの交渉でウクライナの加盟を駆け引きに使う可能性があるとし、「ロシアがテロ行為を続ける動機になる」と批判しました。
TBSテレビ