【室内は35℃超】冷房嫌いの都内在住80代男性1人暮らしを取材「暑さを感じない」に潜む危険 熱中症の6割が高齢者に要注意!

[ad_1]

FNNプライムオンライン

埼玉県内では102人が熱中症で搬送され、その約6割は65歳以上の高齢者でした。

【画像】「風通しがいい」という部屋の温度を確認すると…

東京でも、練馬区で37.8℃を記録。今年初の猛暑日となりました。
都内では、10日午後9時の時点で、熱中症の疑いで男女134人が搬送、そのうち40代から80代の7人が重症です。

暑さを感じにくい…熱中症の6割が“高齢者”の理由とは?

堀越さんの家に訪れた際、午後4時を過ぎていたにもかかわらず、外は30℃超えの暑さが続いていましたが、取材班がまず気になったのは「室内の温度」でした。

Q.部屋がとても暑いですが、エアコンをつけていますか?
堀越さん:
いや、まだつけていません、今年は。あしたあたりにつけようと思うんだけどね。

Q.エアコンをつけない理由は?
堀越さん:
健康的に良いんじゃないかと思って。きょう暑かったね、本当にね。でも、ここは暑くても風通しがものすごくいいのよ。

クーラーが苦手だという堀越さんは、今年に入って一度もクーラーをつけておらず、扇風機もしまったまま。

熱中症予防のために、夜は水分補給を欠かさず、風通しを良くした上で寝ているといいますが、サーモカメラで室内の温度を見てみると、室内は真っ赤。

部屋全体が35℃以上になっていることが分かります。

堀越さん:
暑く感じないね。要するに暑いってことでしょ?それほど暑いとは思わないね。

試しにクーラーをつけてもらい、部屋の温度を下げてみました。しかし…。

堀越さん:
どっちかっていうと、冷房は嫌いなんだよね。あまり気持ちいいとか、そんなことを感じない。

クーラーの涼しさを「気持ちいいと感じない」という堀越さん。
実はここに、高齢者ならではの“注意するべき点”があると専門家は話します。

埼玉慈恵病院 藤永剛 副院長:
高齢者は熱中症に弱いですよね。暑い・寒いを感じにくくなる。特に「暑さ」が感じにくくなってしまうと、喉の渇きも感じにくくなってきますよね。だから熱中症になりやすい。

「暑さを感じにくくなる」という高齢者ならではの“熱中症リスク”。

藤永副院長によると、熱中症で運ばれる人の約60%が高齢者で、亡くなる人の80%が65歳以上だといいます。

[ad_2]

Source link