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5月18日の世界最高気温分布図。[写真 climate reanalyzer]
猛暑が南欧を襲っている。
13日、BBCの報道によると、今後数日間、スペイン、フランス、ギリシャ、クロアチア、トルコの一部地域の気温が摂氏40度を超える見通しだ。特に、イタリアでは気温が48.8度まで上がるとも予想されている。ローマ、フィレンツェなど10都市では赤色警報が発令された。スペインのセビリア41度、イタリアのポギア42度、ギリシャのラリサ41度など南欧全域が猛暑に苦しんでいる。
イタリア気象学会は激しい猛暑には「ケルベロス」という名称も付けた。ギリシャの神話に登場する三つの頭で門番をしている猛犬の名前だ。台風とハリケーンのように猛暑にも名前をつけるほど社会的な関心と懸念が高まっている。
BBCによると、猛暑は週末まで続く見通しだ。南欧のいたるところで摂氏50度前後の暑さに悩まされかねないという予想だ。
問題は今回の暑さが異例の現象ではないという点だ。イタリア気象予報官は「ケルベロスが死んだら、その次の猛暑には死んだ魂を地下世界に導く渡し守のカローンと呼ばれるだろう」と警告している。
昨年、欧州では暑さによって6万1672人が死亡した。イタリアが1万8010人で暑さによる死亡者が最も多かった。スペインとドイツも死亡者がそれぞれ1万1324人、8173人に達した。気象専門家は、今年はさらに被害が大きいものと懸念している。6月の全世界の平均気温は過去6月の中で最も高かった。
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