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「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦7番勝負第2局」2日目に臨んだ佐々木大地七段日本将棋連盟提供)
藤井聡太王位(竜王・名人・叡王・棋王・王将・棋聖=20)が挑戦者の佐々木大地七段(28)に先勝した、将棋の「伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦7番勝負第2局」が14日、神戸市「中の坊瑞苑」で開催された。13日午前9時からの2日制で始まった対局は、14日午後5時9分、98手で後手藤井が勝って、連勝した。第3局は25、26日、北海道小樽市「料亭湯宿 銀鱗荘」で行われる。
【写真】佐々木大地七段の勝負メシ「神戸牛すき鍋膳」
佐々木が盤の前で何度もうつむいた。明らかに劣勢を意識している。ついに支えきれないと判断し、投了した。先手番で得意の相掛かりに持ち込んだが、藤井の大局観の前に屈した。
初日、117分もの大長考でいきなり銀が踏み込んだ。「先手4五銀(35手目)の大長考について」と主催者からの質問が出た。「主張を作ろうかなというところで、1番強い手だと思いましたが、後手4七角(38手目)からの切り返しが見えてなくて、中身が伴っていなかったです。序盤の細かい形を理解してなくて暴走してしまった」と悔やんだ。攻撃手順も柔軟に受けられ、歩切れにも泣き、厳しい中盤戦を強いられた。
「課題は山積みですし、しっかりと修正していい将棋が指せるように頑張っていきたいです」。
棋聖戦5番勝負と合わせた「真夏の12番勝負」は、王位戦開幕局と棋聖戦の第3局まですべて先手番が勝利を挙げていた。ここで、後手番の藤井にブレークされた。
王位戦第4局の前に、18日には棋聖戦第4局が新潟市で開催される。こちらも佐々木は先手番。ただし、1勝2敗とかど番だ。再度相掛かりに望みを託すのか。それとも別の戦法を採用するか。大詰めにさしかかって、佐々木の真価が問われる。
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