JR秋田駅東側で浸水、秋田新幹線は16日終日運休 豪雨に警戒続く

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子どもを抱きかかえ避難所に入る夫婦ら=2023年7月15日、秋田市、井上潜撮影

【写真】大雨で川沿いの住宅にまで水があふれた新城川。集落内の道路は冠水していた=2023年7月15日午前9時47分、秋田市、井上潜撮影

 秋田市では15日午前11時過ぎ、広面地区で太平川が氾濫し、JR秋田駅の東側を中心に各地で浸水した。市が設けた避難所に9歳と2歳の娘と夫の4人で避難した女性(39)は「外が川のようになっていて、(家の中まで水が来るのは)時間の問題だなと思って」。娘を抱いて歩いて来たといい、「長靴を履いて、ひざまで水につかりながら来ました。ここまで来たら少し安心です」と、ホッとした表情を見せた。

 同市添川では午前10時40分ごろ、住宅4棟に土砂が流れ込み、1棟にいた4人が救急搬送されたが、いずれも軽傷だという。

 記録的大雨で満水が近づいたとして、八峰町の水沢ダムと秋田市の旭川ダムは、15日午後から緊急放流を始めた。旭川ダムは下流に秋田市の川反地区が含まれ、県と市は浸水に備えるよう呼びかけている。

 秋田新幹線は16日の始発から終日運休する。奥羽線の横手―秋田間と秋田―大館間、羽越線の酒田―秋田間なども終日運休する。

 秋田地方気象台によると、16日午後6時までの24時間の予想降水量は多いところで120ミリ、17日午後6時までの24時間は50~100ミリ。雨が落ち着いた後も川の増水は続き、地盤は緩い状態のため、自治体の情報や気象情報に注意するよう求めている。(井上怜、井上潜)

朝日新聞社

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