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【07月17日 KOREA WAVE】韓国京畿道(キョンギド)抱川市(ポチョンシ)で、10代の4人が外国人労働者の男性を1時間以上、集団暴行した事件が発生し世間の怒りが高まっている。
KBSはこのほど、抱川の道路で今月1日、10代の青少年4人が外国人労働者の男性を「不法滞在者として通報する」と脅迫し、暴行したと報道した。男性は通り過ぎる車や周辺に何度も助けを求めたが、無視されて、1時間以上暴行を受けた。
メディアが公開した現場の監視カメラの映像には、この男性のバイクの横に10代が乗ったバイク2台が追いついて、男性をとめる姿が映っていた。10代は男性をひざまずかせて、押し倒したり引きずったりしながら無差別に暴行を続けた。
目撃者である別の外国人労働者は当時の状況について「青少年が財布を持っているのかと聞いてきた。財布がなければ警察に通報すると言った」と証言した。
事件当時、男性は道の上でうつぶせになったまま通り過ぎる車に手を上げたりして助けを求めた。約1時間で数十台の車が通り過ぎたが、助けようとする人は誰もいなかった。目撃者も「民家に逃げ込もうとしたが、おじいさんやおばあさんが、家に入らないで出て行けと言った」と話した。
4人は警察に摘発された。一方、被害者の男性も不法滞在で拘禁された。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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