古舘伊知郎(左)と小川彩佳氏
フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏が16日、TBSラジオの番組「爆笑問題の日曜サンデー」に出演。キャスターをしていた「報道ステーション」時代に共演した元テレビ朝日アナウンサーで現在はフリーアナウンサーの小川彩佳氏との知られざるやり取りについて語った。
【写真】14年前のまだあどけない小川彩佳
今週は〝舌戦〟と呼ばれた1994年の「NHK紅白歌合戦」で互いに司会を務めた上沼恵美子との和解が話題になった古館氏。この日もその話題が繰り広げられたが、メインはその後に待っていた。
〝古館節〟全開の古館氏を前にして、アシスタントの山本恵里伽アナが「報道ステーションで見ていた古館さんとは違う古館さんですね。羽が伸び切って伸び切って」と笑うと、ここで爆笑問題の太田光が「小川彩佳から相当な悪口聞いてるらしいですよ!」とブッ込み。
即座に山本アナが「小川さんは古館さんのことを悪く言ったこと一度もないですし、本当に勉強させていただいたと聞いてます」と完全否定すると、古館氏は「わかります。あの人は怒りますけど、陰口は言わない人です」と言って、小川氏とのマル秘エピソードを披露した。
報道ステーションを辞めてからメディアの取材を受けた古館氏は、小川氏について「彼女は向こう意気が強いし、こうで、ああでって、笑いでいろいろ言ったんだけど、すぐショートメッセージが来た」と暴露。そのショートメッセージには「あなたは影響力があることをご存じないんですか? 報道ステーションを辞めたことによって、古館さまはなかなか影響力があるということをご自覚なさってください」と書かれていたという。
これに古館氏は「もう、これは謝るしかない。彼女にはシャレが通じなかったと思って『本当に先輩ヅラして申し訳ないです。僕の感覚ではダメだったと思います。ごめんなさい、ひたすら謝ります』って送ったら、また返ってくるわけですよ。『いえいえ、怒っているわけではありません』って、怒ってるだろ!」と、過去のエピソードに猛ツッコミだ。
一方で、太田から「報道ステーションの本番前に原稿取っちゃったんでしょ?」と質問されると、古館は「それはね、何回も何回もやりました。彼女はいまだに半分根に持ってて、希望的観測では半分はこれも勉強かなって思ってくれてるんじゃないか」と告白。
その意図については「やっぱり上がってきた原稿を決められた時間で読むことだけに拘泥すると、マシンみたいになってAIがニュース読んでるみたいになる。だから、CM明ける20秒前に原稿を奪い取った」と、アナウンサーとしての成長を期待してやったことだったと明かした。
古館氏は「今だったらパワハラ」と振り返ったが、表沙汰になっていない話をバラされたことで、今夜も古館氏に小川氏から〝怒り〟のショートメッセージが届くかもしれない。
東スポWEB