ホテル浸水「予想外」 不安訴える秋田市民 大雨

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大雨で冠水した明田地下道=16日午後、秋田市

【写真】浸水して動かなくなった車を移動させる秋田県警の警察官

 住民らからは「予想外」「この後もまだどうなるか」と困惑や不安の声が上がった。

 JR秋田駅近くの「ホテルなにわ」(同市中通)では15日夜から水が流入。従業員の女性(38)によると、1階ロビーが10センチほど浸水し、併設する居酒屋では「膝上まで水が上がった」という。16日昼には水が引いたものの、「ポンプが故障して屋外の蛇口からしか水が出ず、掃除もままならない」と疲れた声で話した。

 周辺は線路下をくぐる道が多く、「復旧のためにホームセンターへ行きたいが、どこもほぼ冠水していて動けない」。今週の予約客には全てキャンセルを申し出たといい、「秋田でこんな雨は聞いたことがない。予想外すぎた」と困惑した様子だった。

 楢山城南新町の会社員の女性(50)は、「近所は膝まで冠水しているところもあり、動けなくなっている車を何台も見た」と話す。「水位が下がったかと思うとまた冠水するのを繰り返している」といい、「さらに川が氾濫したらどんな影響があるか分からず、ずっと不安でいる」と心細そうに語った。

 広面に住む90代女性は、「家の前は一時川のようになった。今は泥だらけで足が埋まる」と話す。「こんなにひどい雨は60年以上前に1度あった以来」と驚きを隠せない様子だった。

 秋田駅前に設置された避難所には一時、約300人が身を寄せた。15日夜に避難所に着いた男性(66)は「道路が川のようで流れが速かった。駅前でも水が腰まであった」と避難時の様子を振り返った。自宅は停電の上、床上浸水しているといい、「電気とトイレが復旧するまではここにいるしかない」と肩を落とした。 

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