元首相の命を奪った銃弾で、胸の議員バッジは粉々に砕け散った 拾い集めた捜査員、受け取った昭恵さんは何を思ったか。「弔い合戦」の最中、突然の取材に語ったこととは

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事件直前、街頭演説する安倍元首相=22年7月、奈良市(大谷敏治さん提供)

 ▽遺骨の傍らに安置されたバッジ

 事件が起きたのは、参院選の投開票日を2日後に控えた昨年7月8日だった。そこから2カ月余りが経過した9月27日。戦後の首相経験者として吉田茂以来2人目となる国葬が東京・日本武道館で営まれた。

元首相の命を奪った銃弾で、胸の議員バッジは粉々に砕け散った 拾い集めた捜査員、受け取った昭恵さんは何を思ったか。「弔い合戦」の最中、突然の取材に語ったこととは

安倍元首相の国葬会場=22年9月、東京都千代田区の日本武道館

 私は当時、奈良市内で国葬のテレビ中継を見ていた。事件の捜査状況を取材するのが主な担当で、安倍氏が亡くなったことに関する情報に日々接していたが、国葬の映像を見ても、亡くなったという実感は正直、全く湧いてこなかった。

 ▽バッジは撃ち抜かれていた

 箱に入っていた議員バッジが事件当日、安倍氏の上着に着けられていたものだと私が知ったのは昨年11月のことだ。直径2センチのバッジが撃ち抜かれていたのを知ったのもこのとき。安倍氏に致命傷を与えた2発の銃弾と同じタイミングに発射された1発が、真横から当たったとみられる。

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