【娘を低血糖症で入院させ詐欺か】「娘は虐待されていても母親から優しくされたら従順になってしまう」「習慣的脅迫が虐待親子を見えにくくしている」児童相談心理カウンセラーの解説

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◎山脇由貴子氏(心理カウンセラー、児童相談所で心理の専門家として19年間勤務、専門は児童虐待・子育て・家族問題など)

容疑者は「娘は難病」と学校に連絡…「診断書の提出を求めることはできたのでは」

学校での様子としては、健康診断では正常で保健室によく行くなどもなかった。さらに給食は普通に食べていたということがわかっています。ただかなりの頻度で入院しているということは、学校を休んでいるということにもなります。病院への聞き取りや、母親に診断書の提出を求めるなどはできなかったのかというところがポイントですね。学校は気付くことができませんでした。難病だと母親は学校に連絡を入れていましたが、その診断書までは提出していなかったということです。それについてどう見たらいいのでしょうか?

山脇由貴子氏:お母さんに診断書を提出してくださいねってお願いしても、お母さんが嫌ですって言ったら学校はそれ以上強要はできないんですね。権限を持っていないので。難病であるってどういう病気なんですか、学校で気を付けることはあるでしょうかとかもう少し突っ込んだ話をすることはできるかもしれませんけど、そこはすべきだったかもしれませんけど、病院に病気の内容を聞くとなると個人情報なので病院も答えてくれないんですよ。

 だから学校に権限がないのであくまでお母さんから聞き取りをするにとどまるんですけど、できることとしては。ただ今、長期欠席について7日間以上学校を休んだ子どもに関しては、安否確認ができなかったら教育委員会に通告してくださいっていうルールができていて徹底され始めているので、そのことを理由に母親に「すみません、こういうことがあって通告しなきゃいけないので診断書を提出してもらえませんか」と言うことはできたとは思います。

―――娘が学校に入学した年には7回入院しているということですから、当然かなり長期にわたって入院をしていただろうということが想像できますよね?

山脇由貴子氏:そうですね。だから長期入院に関しては「お子さんの姿を確認できないと通告しなければいけない。その先には児童相談所への通告の可能性もあるので、そうなると子どもを保護されてしまう可能性もあるので、お母さんどうぞ診断書を出してください」って母親に寄り添うような言い方で、診断書の提出を求めることは学校としてはできたと思います。ただ、この長期欠席も自治体によって徹底されていないところもあるので、今後徹底が望まれるというところでしょうか。

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