『タモリ倶楽部』終了から4カ月…仕事激減? “空耳役者”の今


『タモリ倶楽部』のミニコーナー「空耳アワー」で“空耳役者”として活躍した野田美弘 (C)oricon ME inc.

【完全撮りおろし写真】これぞ“空耳役者”の真骨頂…野田の表情が豊かすぎる、名作『めっちゃ酸っぱ』完全再現

■25年前、Tシャツ獲得作品で“空耳”デビュー「夢見心地で何役だったか覚えていない」

「ビックリしました。というのもその前日に、普通に空耳のロケをやっていて、いつも通り『お疲れさまでした』『またよろしくお願いします』と言ってスタッフの方々と別れたんです。『昨日、誰も何も言ってなかったけど!?』って。まぁ、極秘事項だったでしょうから仕方ありませんけど、また会えると思っていた人に突然別れを告げられた気分で、衝撃はすごく大きかったです」

 野田が「空耳アワー」に初出演したのは、1998年11月13日放送回。元ネタはジョアン・ジルベルトの「二人の愛~フェリシダージ」で、バスの中でスリを目撃した男のひと言「うわ~抜いている」(「O ANO INTEIRO」)。Tシャツを獲得した良作だったが、自分がどんな役で出演したかは覚えていないという。

「所属する事務所を通じて出演依頼が来たのが始まりでした。毎週番組を楽しみに見ているファンだったので、出てみたいという気持ちはありながらも、当時の僕にとっては『ハリウッド映画に出たい』と言うのと同じくらい現実的ではないこと。なのでオファーをいただいたときは、ビックリしましたね。実はこの作品、出演したことは間違いないんですが、自分がスラれた客役だったのか、その他の乗客の役だったのか、覚えていないんです。撮影当日も、半分お客さんみたいな気持ちで夢見心地だったことだけは、覚えているんですけどね(笑)」



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