「体の感覚と記憶がなくなって…」性暴力を受けPTSDに 20代被害女性を支えたもの【こども・若者の性被害をなくそう】

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イメージ(写真:アフロ)

■“性暴力”見知らぬ男が部屋の中に…自分を守るために体が凍り付く

突然の出来事に驚き、動揺する卜田さんに対して、男は「静かにして」、「おとなしくしていたら怖いことしないから」などと言い、性行為を強要したという。

「私はずっと殺されるかもしれないと思っていた、自分を守るために、その場をなんとか生きるだけのために、体は勝手にいらないものを停止させていた感じ」と卜田さんは話す。性被害に遭っている状況では、体の感覚がなく、男による脅しや、死への恐怖で抵抗することができなかったと、当時を振り返り心境を話してくれた。

■数々の脅し、悪質な性加害の実態…

男が自宅を出てから1時間以上の間、卜田さんは自分が何をしていたのか覚えておらず、気がついたら時間が経過していたという。ただ、男による脅しによって『警察には絶対言ったらいけないんだ、警察に言ったら自分の身が危ないんだ』そういった感情があった。

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