Courtesy of yelenalala via TikTok
「ありのままの体を認め、愛する」というボディポジティブムーブメントが世間に浸透しつつある一方で、インターネット上ではボディシェイミング(人の見た目に対して批判したり、意見を言ったりすること)問題がますます深刻化している。最近でも「病的に痩せすぎ」「もっと食べて」とコメントされた海外女性をめぐり、議論が勃発。
Courtesy of yelenalala via TikTok
渦中の人物となっているのは @yelenalala (以下イェレナ)というアカウント名でTikTokを使用している女性で、旅先でのファッションやライフスタイルを発信するインフルエンサー。身長168㎝、体重46㎏を公表しているイェレナは、その体型についてコメントされることもしばしば。多くは「痩せすぎ」「もっと食べるべき」「身長に対して46kgは不健康の証」など、スキニーシェイミングにあたるものばかり。
Courtesy of yelenalala via TikTok
これらのコメントについて、イェレナは断固反論。「体型批判はもうやめて」「他人の体に意見を言うのはナンセンス」「何と言われようと私は私であることを変えない」と宣言。さらに普段の食事の様子を動画にして投稿し、“常識的な”食生活を送っていることをアンチたちにアピールした。ファンからは「生まれつき痩せ型の人はいる」「そのままで十分美しい!」とサポートする声が寄せられている。
Courtesy of yelenaddv via Instagram
イェレナのようなスキニーシェイミングを経験した人はほかにも。アリアナ・グランデやオリヴィア・ロドリゴなどの有名セレブたちも、過去に体型にまつわる心ないコメントを受け、「人の体についてコメントするのは本当に危険」と議論が巻き起こっている。「痩せた?」「太った?」……よかれと思って放った何気ないひと言が誰かを傷つけていないか、今一度よく考えたい。