「まるで吉本新喜劇」 中途半端な自民支部長公募、党本部批判続々

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自民党の茂木敏充幹事長(前列右から3人目)とともに記念撮影する選挙区支部長ら=2日、大阪市北区(甘利慈撮影)

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「新しいスタートを、とりあえずは切ることができる」。自民府連会長の谷川とむ衆院議員=比例近畿=は会見後、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

だが府連と党本部の間には、すき間風が吹き始めている。支部長を決める党の選任会議で谷川氏は蚊帳(かや)の外。公募に通らなかった一人は「現支部長の再任は決まっていたのでは。新支部長をどういう基準で決めたのかも示されない。茶番以下だ」と憤りを隠さない。

公募に応じた現支部長5人のうち、国替えとなった加納陽之助氏を含む3人の再任が発表され、残る4区と17区で、中山泰秀氏と岡下昌平氏の再任が保留されたことも現場に困惑を広げている。

この日取材に応じた中山氏は「(党本部から)何の連絡もないまま、運動量や活動量が足りないといわれただけ。保留を支持者にどう説明すればいいのか」とため息を漏らし、「(党という)コップの中の争いだ。早く外(日本維新の会)と争えるようにしてほしい」と訴えた。

府連幹部は中山、岡下両氏について「内々定は出ている。発表見送りとなったのは活動以外に理由があるのでは」と指摘する。両氏は先月、茂木幹事長と党本部で面会した後、公募対象の支部長を決める基準が不明確なことについて、中山氏は「ブラックボックスだ」と強く批判した。先の府連幹部は「党本部の怒りを買ってお預けを食ったということだろう」と推し量る。

別の幹部は、党本部が府連の刷新を掲げながら公募対象の現支部長をほぼ再任とした一連の動きを冷ややかに見て言う。「ばたばたして吉本新喜劇みたい。本家なら笑えるが、このままいけば、また維新に全敗だ」

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