若者に広がる大麻 元麻薬取締官「若い人の間で誤った認識が広がっている」 SNSなど通じ入手

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全国大麻事犯年齢別検挙人員の推移

【写真】車に乗り無言で日大本部を出る林真理子理事長(後列)

 元麻薬取締官の高浜良次氏は「大麻は海外での合法化で、若い人の間で“有害なものではない”“依存性がない”との誤った認識が広がっている」と指摘。事件では、寮や合宿所など、複数人が生活を共にし、外部の目が届きにくい場所での所持が疑われるケースが多く「友人に誘われたりして、あまり罪悪感がないまま手を出している」という。

 一方、今回は覚醒剤成分を含む錠剤も押収された。高浜氏によると、錠剤の覚醒剤は「ヤーバー」と呼ばれ、タイなど東南アジアで製造されている。昨年1月静岡県で、売買目的で約100錠を所有していた20代男性が逮捕された事案はあったが、高浜氏は「(若者へのまん延は)それほどでもない」という。ただ、覚醒剤を注射で使用することは「若者には“ダサい”“ヤバイ”などのイメージがありハードルが高い。錠剤ならば手軽に使用できるというのは確かだろう」とした。

 覚醒剤は神経を興奮させる作用があり、乱用すると疲労感がなくなり頭がさえたような状態になる。逆に大麻は鎮静作用があり、海外のスポーツ選手の中には、疲労回復やストレス緩和に有効だとする意見もある。

 過去に、高浜氏が大麻と覚醒剤の両方を所持していた容疑者を取り調べた際に「覚醒剤と大麻を使用したときの落差がいい」と供述する者もいた。ただ、今回、2つが発見されたことについては「覚醒剤の常習というより、大麻を入手する過程で、売人から“これもある”と勧められたのではないか」との見方を示した。

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