江波美里役の本田仁美(C)日本テレビ
女優の松岡茉優が主演する日本テレビ系連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(土曜・午後10時、5日は午後10時25分)の第4話が5日に放送された。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)
【写真】“黒幕”生徒の正体
「私…今、2周目の人生なんだ」。九条(松岡茉優)は、離婚の話を撤回してくれた夫・蓮(松下洸平)にこれまで自分が体験した「2周目」の人生を打ち明ける。とは言え、こんな話を簡単に信じてもらえるわけがない…そう思っていたが、蓮の口からは意外な言葉が飛び出てくる。
それから1か月。3年D組には静かな時間が流れていた。鵜久森(芦田愛菜)は東風谷(こちや、當真あみ)と阿久津(藤﨑ゆみあ)と仲を深め、ついに週末に一緒にお出かけをすることに。鵜久森の周りは緩やかに良い変化を見せ始めていた。その光景にイラ立つ西野(茅島みずき)たちのグループは、九条の担任変更に失敗してからというもの、次の一手を出すこともできず、相楽(加藤清史郎)も不気味な沈黙を続けている。
そんな中、前回西野からの指示にミスを生んでしまった江波(本田仁美)は、常に友人の顔色をうかがって過ごす日々を送っていた。友達という“居場所”を失うことを必要以上に怯える江波。そんな中、江波は幼馴染の浜岡(青木柚)から思いを告げられ、その返答に迷っている最中だった。すると突然、教室に校内放送が鳴る
「3年D組の江波さん、化学準備室まで来てください」。その声の主は九条であった。「何?急に呼び出して」…なぜ呼ばれたのか全く心当たりのない江波に、九条が問う、「昨晩、浜岡修吾さんという方から交際を申し込まれましたか?」。急に事実を突きつけられ驚く江波。九条は自身の1周目の人生と状況が変わっていないことを確信すると、「その方とは金輪際、関りを断ってください」と告げる。わけが分からずあっけにとられる江波に、九条は「2023年8月31日。江波さんが持っていたカッターナイフで、浜岡さんを刺すことになる日です」と衝撃の未来を告げた。
江波が自宅に帰ると、母親は妹にべったりで「あんたこの前の模試の結果すごかったじゃな~い!あんな難関校のA判定なんてさすがじゃない。アンタは違うわね」と褒めちぎった。江波には「外で食べなかったの?」と冷たい態度をとった。
そうした中、江波は浜岡の思いに応えるが、浜岡には江波をマッチングサイトに利用しようとするたくらみがあった。九条は江波に、居酒屋で盗聴した浜岡の会話内容を聴かせた。衝撃的な内容に江波は「満足?生徒が変な男に騙されかけて、それを助けて気になって、ああ素敵なことしたって家で酒でも飲むの?お前は居場所がないって分からせて、私はどうすればいいの?あんたは私に何を教えてくれるの?」と泣き叫んだ。
そして、ラストシーンでは相楽の自宅に浜岡が姿を見せ「全然、(江波)美里がつれないんだけど、話違うじゃん」と話しかけた。
ネット上では、急展開に「相楽くんとつながってたの?」「相楽くんが手を回してたんだ!? 」「相良と浜岡繋がってたんか!」「黒幕だと?! 」「やだやだ……クズすぎる 」「クズい幼馴染だな」「パパ活か」「パパ活マッチングサイト!? 」といった声が寄せられた。
同作は2019年に放送され話題となった同局系「3年A組―今から皆さんは、人質です―」のチームが新たに手掛けるオリジナルの学園ドラマ。
報知新聞社