スターダム所属の人気プロレスラー、上谷沙弥が、TBS系情報番組『ラヴィット！』での一幕を巡り、お笑いコンビ「きつね」に対し「昨日の屈辱は一生忘れられない 容赦しねぇよ！ 絶対覚えとけよ」と怒りをあらわにしている。普段のリング上での「ヒール」とは異なる、番組で見せる多様な一面が視聴者の間でたびたび話題となる上谷だが、今回もその個性的な魅力が爆発した形だ。
上谷沙弥、『ラヴィット！』金曜レギュラーで話題の多面性
上谷沙弥は、女子プロレス団体スターダムで「クイーン」の愛称で親しまれる実力派プロレスラーであり、そのリング上での「ヒール」としての存在感は圧倒的だ。しかし、彼女はTBS系『ラヴィット！』（月～金曜午前8時放送）に金曜レギュラーとして出演しており、ここではリングとは一転、親しみやすいキャラクターや予想外のリアクションを披露し、そのギャップが多くのファンを魅了している。今回の「タコゲーム」での一幕も、彼女の新たな一面が浮き彫りになった出来事と言えるだろう。
「タコゲーム」での屈辱と爆発的反応
問題のシーンは、25日に放送された『ラヴィット！』のアフタートークで展開された。「きつね」考案の「タコゲーム」という企画が実施され、これはリズムに合わせてお題に沿った“キス顔”を披露するというユニークなゲームだ。決勝シードでいきなりムチャブリされた上谷は、「ヤダ～～～！何で!?私!?休ませてくれ！」と絶叫し、本気で嫌がる様子を見せた。
水族館を舞台にした「水族館でするキッス」というお題が出されると、上谷は覚悟を決めたように「わ～綺麗だね」と状況に入り込み、意を決してキス顔を披露。しかし、その瞬間、あまりの恥ずかしさに耐えきれなくなったのか、「いや～～～！」と再び絶叫しながら、「きつね」の淡路幸誠に猛然と飛びかかり、まさかの“タコ殴り”に。リング上のヒールさながらに暴れまわったが、最後は「恥ずかしいよ、もう！」と赤面し、体育座りになって照れる姿を見せた。この一連のリアクションは、まさに上谷沙弥の真骨頂とも言えるものだった。
「一生忘れられない」きつねへの“宣戦布告”
この「タコゲーム」での屈辱的な体験に対し、上谷は自身のSNSで「おい、きつね！！！昨日の屈辱は一生忘れられない 恥かかせやがって つぎ沙弥様の目の前に現れたら ドロップキックも頭突きもお前らにぶちかましてやるからな！容赦しねぇよ！絶対覚えとけよ」と、ユーモラスながらも強烈な“宣戦布告”を発した。この「怒り」の投稿は、ファンだけでなく多くの視聴者に笑いと共感をもたらし、上谷沙弥のタレントとしての魅力を一層際立たせた。
この一件は、プロレスラーとしての剛胆さと、テレビで見せる人間らしい繊細さやユーモアを併せ持つ上谷沙弥のユニークなキャラクターを改めて印象付けた。彼女の今後の『ラヴィット！』での活躍、そしてリング上でのパフォーマンスからも目が離せない。
ENCOUNT編集部, Yahoo!ニュース
