池田レイラ、相方の父は「天才です」 大学生になって抱く感謝「全部が言う通りに」


父親を尊敬「自分に足りないものを全部持ってるんです」

インタビューに応じた完熟フレッシュ・池田レイラ【写真:ENCOUNT編集部】

【写真】「アイドルでも全然いける!」「パパは心配ですね」完熟フレッシュ・池田レイラが公開したモデルショット

「みんなに見守られている」――。中学時代からメディアに出ているがゆえの悩みを吐露する。“レイラちゃん”ではなく等身大の池田レイラの悩みがあった。

 仲の良い家族、コンビという印象を持たれることが多いという。もちろんレイラにも反抗期はあった。

「無視とかしてました。父親に沼られていて、過保護でも依存されてるわけでもないんですけどしつこいから(笑)。しかも性格も正反対なんです。父親はしっかりしていて、ハキハキテキパキしてる人。でも私は本当に何も考えていない」

 このハキハキテキパキがマイナスに働いてしまうこともあるようだ。SNSでのレイラの出演情報告知の際には、年頃のレイラに許可を取ることなく写真を上げてしまうこともあるという。

「めっちゃせっかちですね。この間、父親が先にお風呂に入る予定だったのですが、私が時間なくて先に入ったんです。お風呂から上がってスキンケアしてたら、『早く出て』って上がった瞬間に言われて、クリーム塗るから待っててって言ったのに5秒後に『まだ?』って言われて……」

 レイラは「父親といるときの自分があまり好きじゃない」とうなだれた。

「友達と一緒にいるときは邪念なく素でいられる。父親とだと邪悪な面が出てきてしまう。『うるさいな』、『面倒くさいな』とかネガティブな感情が出て嫌になるんです。ケンカとか怒りとかが嫌いなので、父親といるとそう思ってしまう自分が嫌なんです」

 だからこそ父親に対してきつく当たったときは後悔してしまう。

「めっちゃ後悔しますし、自分で悩んでいるこの時間が苦手というか、そういうことを考えずに明るく生きていきたいですよね(笑)」

 そんな部分もあるが根本的には父を尊敬している。57CRAZYは幼少期のレイラのひと言を聞いて、お笑いの世界へと導いた。

「私の倍の人生を生きている人なので、考え方とかやることが違う。自分に足りないものを全部持ってるんですよね。『おもしろ荘』に出たのもM-1でデビューしたタイミングも全部、父親が言う通りになっているんです」

 ブレークのきっかけとなった『おもしろ荘』への出演も父の計画だった。『おもしろ荘』のオーディションの年に『M-1グランプリ』準々決勝に進出するも地上波には出演できず。57CRAZYはここから目標を『おもしろ荘』に絞り、知り合いにお願いして2次オーディションから参加。そのままチャンスをつかんだ。

「もう天才ですよ。『パパは自分のことは何も分からないけど、レイラのことは1番分かる』って言って私をプロデュースしてくれる。私が昔に言った『表に立つ仕事がしたい』ってひと言を覚えていて、お笑いだったらそれがきっかけになって何でもできるよって言われました。それが6年たったいま、いろいろな仕事をさせてもらえている。ワタナベエンターテインメントを選んだのもマルチなタレントとしてやっていくのに、父がいいと思ったからなんです」

 相方であり家族でもある関係だが、会話は普段と全く変わらない。

「地方にお仕事に行けるときはマジで旅行です(笑)。他のコンビだったらぶつかり合ったりするものだと思うんですけど、私に優しいからぶつかり合ってもめたり、ネタについて真剣に話したりはないですね」



Source link