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中国とフィリピンが領有権をめぐり対立する南シナ海で中国艦船がフィリピンの船に放水したことについて、中国政府は「自制的な対応だった」と正当化しました。
南シナ海のアユンギン礁付近で5日、フィリピン沿岸警備隊の船が中国海警局の艦船から放水を受けたことを受け、フィリピン外務省や国防省などは7日、「フィリピン海域における違法行為の即時停止を要求する」と表明しています。
これに対し中国外務省の報道官は8日、フィリピン船への放水について「法に則って措置を講じた」と主張。「プロフェッショナルかつ自制的で、非難されるべきところはない」と正当化しました。
また、フィリピン軍がアユンギン礁で座礁した軍艦を駐留拠点としていることについて改めて撤去するよう求めています。
TBSテレビ