(写真:朝鮮日報日本語版) ▲会場内のコンビニで飲料水や氷を買い求める参加者たち/聯合ニュース
全羅北道扶安郡セマングムで開催されているボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「第25回世界スカウトジャンボリー」。猛暑に見舞われた会場のコンビニエンスストアで最も売上額が多かった商品は何だろうか。
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会場にある唯一のコンビニ「GS25」を運営するGSリテールが商品別の販売金額を集計した結果、イベント期間中に最も売れた商品は携帯電話のデータ通信用USIMカードだったことが分かった。次いでカップ入り氷、コカ・コーラ、ポカリスエット、マンゴージュースなどと飲料類が続いた。
会場内でWi-Fi通信が不安定だったため、USIMカードを買い求める参加者が相次いだとみられる。
当初、スカウトジャンボリーの会場にはKTが5Gの基地局と100カ所以上のWi-Fiアクセスポイントを設置していた。しかし、参加者数万人が一気にアクセスしたため、Wi-Fiのアクセスが不安定になった。7日にはLGユープラスが追加でWi-Fi設備を支援していた。
なお、世界スカウトジャンボリー大会は8日午前、台風接近予報を受けて会場からの撤収を開始した。韓国政府は、156カ国・地域の参加隊員約3万6000人全員をバス約1000台で首都圏など台風の影響を受けない地域に移動させる予定だ。